エゴン・シーレの生家再公開のお知らせ
金田佳子(美術史家)
トゥルン(ウイーン西部郊外にあるドナウ川沿いの町)にて、エゴン・シーレ(クリムトと同様に20世紀オーストリアを代表する芸術家、1890−1918)の生家が再公開されます。
シーレの父はトゥルン駅の駅長であったことから、生家はトゥルン駅内にあり、シーレは誕生から10歳頃までそこで暮らしました。
室内は当時の生活の様子が再現され、オーディオシステムも用意され、シーレの幼少時代のおもかげを大変良く感じられるようになっています。
オープンセレモニーは2013年6月15日11時からで、専門家らによるガイドは12時30分と13時に行われます。6月16日からは毎日開館されます。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
開館日時/ 2013年6月16日から毎日9時から20時まで
住所/ Hauptbahnhof Tulln 3430 Tulln an der Donau, Bahnhofstra゚e 69
観覧料/ 2ユーロ
詳細/ http://www.tulln.at/erleben
トゥルンには約60点ものシーレ作品を所蔵する『エゴン・シーレ美術館』もありますので、ぜひお立ち寄りください。
詳細/ http://www.egon-schiele.eu/de
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